日本では古くから海老や魚などに似せて作られた日本独自の和製ルアー餌木(エギ)があります。これをシャクリ上げて烏賊(イカ)を狙う釣りをエギングといいます。
●生息域・時期
アオリイカ(障泥烏賊) Sepiotenthis lessoniana は、ヤリイカ科・アオリイカ属に属するイカの一種でハワイ以西の西太平洋からインド洋の熱帯・温帯域に広く分布。日本では北海道以南の沿岸に分布し、地域や場所によっては一年を通じてエギングは楽しむことができます。春先 (4月中旬~6月初旬) は産卵を迎え岸へ近寄ってくる大型のイカ狙い。秋口 (9月中旬~11月中旬) は孵化した小型の新子がコロッケサイズ、トンカツサイズとなり釣り頃となります。
●タックル
・ロッド
最近のようにエギング専用のタックルが無かったひと昔前は、ブラックバスやシーバスロッドを代用していましたので、こだわりがなければ代用は可能です。しかし、専用タックルの操作性には及びませんので出来れば専用タックルの購入をおすすめします。
専用ロッドの硬さはアクション重視でハリのあるものから、のせ重視で柔らかめのものまでいろいろありますので自分の好みで選択するといいでしょう。また、長さは7ft~9ftクラスを釣行場所により選択すればOKです。
しかし、近年のエギング人気で釣り場のプレッシャーが高まっていることを考えると、より遠くのポイントへアプローチが出来る長めのロッドで遠投性能があり、餌木をビシバシシャクれるコシがしっかりしてりる固めのロッドが私のオススメです。
・リール
激しくシャクル動作を多用するエギングでは重量のある大型のリールは疲れてしまいますので、軽い小型のスピニングリールが良いでしょう。ダイワで2000~2500番ぐらい。シマノで2000~3000番ぐらいです。また、細いラインを使って激しいシャクリを入れる為、ドラグ性能はある程度のものが必要となります。
・ライン
エギングでは細いPEラインをメインラインとし、根ズレなどによるライン切れを防ぐ為、リーダーにフロロカーボンなどを使用するのが一般的です。
メインラインのPEラインは0.6~0.8号が基準となり、イカ相手のファイトだけ考えればこの太さで十分ですが、根や藻に掛かってしまった時に切れやすくなる為、初心者1.0~1.2号の太めのラインを選択するほうが根掛かりした時の餌木の回収確立が高くなります。
リーダーのフロロカーボンはメインラインの号数に合わせて太さを選択すればOKです。メインが0.6~0.8号の時は1.75~2.0号ぐらい。メインが1.0号~1.2号の時は2.0~2.5号くらいで良いでしょう。
・餌木
一般的に餌木の大きさは狙うアオリイカの大きさに合わせ選択すれば良く、秋の子イカには2.5号~3号といった小型の餌木、春の親イカには3.5号~4号といった大型の餌木が基本となり、感覚的には(餌木のサイズ<=狙うイカの胴体の大きさ)という感じ。しかし、小さいイカでも自分の体長より大きな餌木に反応したり、大きなイカでも小さい餌木に反応したりもするので、そのポイントの状況に合わせて使用するのが好ましい。
餌木の色に関しては外張りの布の色、下地のテープ色により選択するが、海の濁り具合や天候などによってイカへのアピール度が違うと言われている。基本的には全天候で外張りの布の色をピンク・オレンジ系、晴れや澄み潮の時はブルー・ブラウン系、曇天時や濁りが入っている時などはオレンジ・グリーン系をローテーションの中心にすれば良いでしょう。下地のテープ色は私は金、銀などを多様している。
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